終了した展覧会・イベントです

「太平洋にかかる橋:カナダ・日本美術交流展」展

カナダ大使館高円宮記念ギャラリー
終了しました
カナダ大使館は、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州出身の4人、そして2人の日本人アーティストによるグループ展を開催致します。
カナダから参加するアーティストは、以下の通り、絵画の他、先住民族の伝統を受け継ぐ木彫作品を展示し、BC州のアートコミュニティーの今を垣間見ることができる展覧会となります。
ジョンとルークのマーストン兄弟は、カナダ太平洋岸にあるバンクバー島南部の先住民族、コースト・セイリッシュ族の出身です。セイリッシュ族には独自の仮面舞踏の伝統があります。ジョンとルークは共に、仮面を彫り、太鼓に彩色を施す他、カヌーの櫂や金銀のブレスレットなどの儀式用具を制作してきました。二人は長老から学んだ教訓を取り入れながら、新しい文化の融合を目指す独自のアートを創作しています。
ロバート・エーモスは、故郷ビクトリア島の町の風景を描き名声を博してきました。明るい水彩絵具やアクリル塗料を使い、「現代史」と呼べるようなドキュメンタリー作品の制作に生涯をかけています。また、35年間、和紙に筆と墨を使い、街角や人物を墨絵で描く独創的な表現を試みています。
ジミー・ライトは、以前は経済学者でしたが、ここ10年以上、画家として成功を収めています。犬やバッファロー、白熊などの動物の素朴で愛らしいモチーフを用いた絵で有名です。
日本からは日本画の杉本洋と彫刻家の伊藤光治郎の作品も展示されます。杉本洋はアート・ギャラリー・オブ・グレーター・ビクトリアで個展を開催した2004年以来、エーモスとライトとの交流を深め、本展の開催に到りました。
本展に出品するアーティスト達の展覧会が、「青梅アート・ジャム」の一環として4月1日から13日まで青梅市立美術館でも開かれます。この期間中、4人のカナダ人アーティストは同地域でワークショップを開きます。「青梅アート・ジャム」はアート・ギャラリー・オブ・グレーター・ビクトリアが毎年開催する「モス・ストリート・ペイント・イン」をモデルにしています。
本展は「青梅アート・ジャム」との共催、およびブリティッシュ・コロンビア・アート・カウンシルとカナダ観光局との協賛により行われます。

スケジュール

2008年4月2日(水)〜2008年5月15日(木)

開館情報

時間
10:0017:30
休館日
土曜日、日曜日、祝日
入場料無料
展覧会URLhttp://www.canadanet.or.jp/p_c/bridge.shtml
会場カナダ大使館高円宮記念ギャラリー
https://www.canadainternational.gc.ca/japan-japon/
住所〒107-8503 東京都港区赤坂7-3-38
アクセス東京メトロ銀座線・半蔵門線青山一丁目駅4番(北)出口より徒歩5分、東京メトロ千代田線乃木坂駅1番出口より徒歩20分
電話番号03-5412-6305
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