今道子 「プラチナ・プリント・コレクション」
このイベントは終了しました。
Photo Gallery Internationalにて
メディア: 写真
今道子は、野菜や魚などの食材や花や昆虫を素材としてオブジェを制作、それを自ら撮影し印画紙に焼き付けた作品で知られる写真家です。今の豊かなイマジネーションから生み出された数々のオブジェは、今の手によりモノクロームの印画紙上に浮かび上がり、虚と実が織りなす独特な美の世界を創り出しています。1994年から断続的にカラーによる撮影も手がけ、モノクロームの「白と黒」の世界から「赤と黒」あるいは「青と黒」へと広がり、2001年からは主にカラー作品となっています。
今回展示される作品は、これまで今道子によって創り出された作品の中から、「イナダ+帽子」や「向日葵+潤目鰯」などの名作を選りすぐり、プラチナ・プリントに仕上げられたものです。プラチナ・プリントは1880年代から1920年代まで使われた印画法ですが、格調高い深みのある豊かな階調を特徴とし、現代の写真家によって再び注目され使用されています。いまにも歩き出しそうな「鯖+鳥足」、“あなただけを見つめている”という花言葉のとおり、たくさんの目玉がこちらを見ている「向日葵+潤目鰯」などをはじめとする作品は、プラチナ・プリントによって新たな命を吹き込まれ、あたかも版画のような美しい風合いをもつ作品となっています。素材と表面へのこだわりを持つ今ならではの、新しい「静物画」と言えるでしょう。
本展は、1979年から制作された今道子の作品の中から、プラチナ・プリントによる代表作15余点を展示するものです。プラチナ・プリントによって創り出された、今道子のもうひとつの写真世界が広がる展覧会です。
スケジュール
2008年10月03日 ~ 2008年10月31日
アーティスト
コメント
非現実的で、不思議な印象を受ける今道子さんの写真。じっと見ていると、とても女性的な印象を受けました。
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