石川直樹 「-VERNACULAR 世界の片隅から-」

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30歳の若手写真作家・石川直樹 (Ishikawa Naoki)さんは、先史時代の壁画をめぐる旅を撮影した写真集「NEW DIMENSION」(赤々舎刊)、10年にわたる旅のなかで北極圏の現在を活写した「POLAR」(リトルモア刊)の2冊を2007年に発表し、その圧倒的な存在感と密度は多くの人々の心を捕えました。こうした活動に対し、「日本写真協会新人賞」「講談社出版文化賞」を今年受賞しています。
石川さんの作家活動の楔ともいえる先の2冊を経て、本展「VERNACULAR 世界の片隅から」では、直近にいたるまで撮り続けられている、カナダ北極圏やフランス、西アフリカの家々やそこに暮らす人々の姿を写した新作を展示します。
石川直樹さんは10代の後半から旅を初め、2001年に最年少で果たした世界七大陸最高峰登頂や、「Pole to Pole」(北極点から南極点まで9ケ月をかけて踏破するプロジェクト)を通して、そこで出会った世界中の人々や暮らしに大きな興味を抱き、現在も多摩美術大学の芸術人類学研究所に籍を置いています。
旅や冒険の記録から始まった写真は、未知の光景への新鮮な驚きを経て独自の視点を見出し、表現の領域へと到達しました。2005年に出版された「THE VOID」(ニーハイメディアジャパン刊)では、先住民マオリの聖地であるニュージーランドの原生林をモチーフに、迫力ある大自然の壮大な生命力ばかりでなく、空気感までも緊張感を持って映し出しています。また先の「POLAR」でも、大自然に対する畏怖の念や人間の無力さ、孤独感さえ見る者に感じさせ、改めて人々の「生」を呼び覚ましてくれます。
本展「VERNACULAR 世界の片隅から」では、石川さん独自の「生」の体感を、「VERNACULAR=風土」が育んだ不思議な家屋のかたち、そこに暮らす人々の姿から表し、人間の持つ豊かな生命力と想像力を感じ取って頂けることでしょう。

メディア

スケジュール

2008年05月01日 ~ 2008年05月28日

アーティスト

石川直樹

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