高岡太郎 展

LIXIL ギャラリー1 & 2

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大きな酒樽や重い臼のような陶の円筒形が、横倒し一列に荒縄で結ばれています。長さ2.5m直径55cm。古道具のような趣と土管のような構造物を感じさせる、ダイナミックで迫力ある作品です。

荒縄で結び付けられているのは、7つのパーツに分かれる円筒です。それぞれ、白い胴に漢字の「門」「泉」「公司」などの文字が描かれているもの、備前や信楽など古窯の肌合いが再現されたような色合いのもの、刷毛目が藁菰にはいった酒甕を思わせるものなどがあります。そしてそれらを一纏めに荒縄で結びつけています。縄で結ばれたかたちは、神事の祀りごとを連想させて凛として清新な印象です。

高岡太郎さんは現在、東京藝術大学大学院修士課程に在籍して作品を制作しています。今展が初個展開催となります。作品のモチーフに隠されたイメージは、高岡さんが幼い頃に習っていた書道、工芸高校のデザインで学んだタイポグラフィ、好きな香港のネオンサイン、家族が集めていた骨董品ややきものです。高岡さんは全体的な質量感を表わしたくて、これら豊かな土の表情をつくりました。また荒縄は、やきものをつなぐ方法として構造と造形が一体化することを求め、「藁つと」のふくよかなイメージから生まれました。高岡さんの好きなものがたくさん集まってかたちになっているという作品は、大らかで伸びやかで堂々としています。今展では新作1点が会場いっぱいに展示されます。

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スケジュール

2009年01月09日 ~ 2009年02月03日

アーティスト

高岡太郎

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