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「甦る中山岩太:モダニズムの光と影」展

東京都写真美術館
終了しました

アーティスト

中山岩太
中山岩太は、日本の近代的写真表現を切り開いた重要な写真家です。

1918年に東京美術学校(現東京芸大)臨時写真科を卒業後、農商務省の海外実業練習生として渡米。21年にニューヨークに写真スタジオを開業した後、パリに渡り『フェミナ』誌などで活躍しました。帰国後はヨーロッパのモダニズムの風を日本へと持ち込み、芦屋を拠点に「芦屋カメラクラブ」を結成。新興写真運動の旗手として活躍しました。

本展では、作家の手によるオリジナル・プリントに加えて中山岩太の会、芦屋市立美術博物館が中心になって調査研究してきた「残されたガラス乾板」をもとにして、銀塩印画紙によるプリントを展示。ニューヨーク時代から晩年に至るまでの主要な作品を中心に、全紙大のプリント約50点を制作するとともに、制作過程を明らかにするガラス乾板などの展示も行ないます。『光画』など当時の写真雑誌、関係資料を合わせて全体で約130点の作品と資料を展示いたします。

新たに制作されたプリントは、中山岩太の華麗な写真表現をダイナミックに再現するだけではなく、銀塩写真の危機が叫ばれている今日にあって、歴史的遺産ともいうべき写真原板をいかに後世に伝えていくかという問いかけに対する一つの答えを示しているのではないでしょうか。

スケジュール

2008年12月13日(土)〜2009年2月8日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
木曜日・金曜日は20:00まで
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
備考
12月29日(月)〜1月1日(木)は年末年始休館
入場料一般 700(560)円、学生 600(480)円、中高生・65歳以上 500(400)円
展覧会URLhttp://www.syabi.com/details/nakayama.html
会場東京都写真美術館
http://topmuseum.jp/
住所〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
アクセスJR山手線・埼京線恵比寿駅東口より徒歩7分、東京メトロ日比谷線恵比寿駅1番出口より徒歩11分
電話番号03-3280-0099
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