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林孝彦 展

ギャルリー東京ユマニテ
終了しました

アーティスト

林孝彦
林孝彦は1961 年、岐阜県生まれ。1987年、東京藝術大学大学院で版画コースを修了後、銅版画や羊皮紙などを使ったドローイング作品を発表しています。林の銅版画は、精巧な技術に裏打ちされた、スピード感のある力強い曲線と明快な輪郭の画面構成が特長で、西武美術館版画大賞展優秀賞、’89現代日本美術展東京都美術館賞を受賞するなど、注目を集めました。また近年では国内の発表に留まらず、アメリカ、ドイツなどでも個展を開催し、そのどこか懐かしさを感じさせるプリミティブな作品は、多くのファンを魅了しています。
版画のイメージが強い林ですが、今回は近年手がけているガラス絵による新作展です。林はこれまで、テレビやコンピュータ画面では映し出せない、よりリアルな感覚を表現するために、表面に触覚的な凹凸のある画面作りを行なってきましたが、今回はその延長線上にあるつるつると滑らかなガラス絵と向き合いました。提示された作品そのものよりは、そこにたどり着く過程に重点が置かれて作品は生まれたようです。それらの作品は、一見、顕微鏡で見る微生物や軟体動物、海底の層などを思わせますが、その制作過程は内と外が交錯する、生き物の体内へ、内面へと向かう感覚であったのかもしれません。今回はガラス絵の新作を約25点展示いたします。

[画像: 「D-16 Dec. 2007」エッチンググランド、アクリルガッシュ、ガラス 20.7 x 13.9cm]

スケジュール

2008年4月14日(月)〜2008年4月26日(土)

開館情報

時間
10:3018:30
休館日
日曜日、祝日
入場料無料
会場ギャルリー東京ユマニテ
https://g-tokyohumanite.com/
住所〒104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F
アクセス東京メトロ銀座線京橋駅2番出口より徒歩2分、都営浅草線宝町駅A3出口より徒歩2分、東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅7番出口より徒歩2分
電話番号03-3562-1305
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