中島英樹「Infinite Libraries & Re-CitF」

G/P gallery

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アーティスト

中島英樹

現在の日本グラフィックにおいて、いや世界のグラフィックシーンにおいて、中島英樹ほど多くの若者に人気と信頼を持ち、ラディカルな活動を行っている者はいないでしょう。NY ADC賞などを多数受賞し、そのクリエイションは国内外で高い評価を受け続けていますが、中島英樹の「デザイン」の活動は、そこにとどまりません。彼の思考と作業は、単なる「デザイナーのアートワーク」という小さな枠を超えた、ヴィジュアル・ワークへの挑戦と言えるのです。
今回の、『Infinite Libraries』は、アメリカの詩人グスタボ・アルベルト・ガルシア・ヴァカのテキストをベースにした7点の新作グラフィックワークです。「時間」「音楽」など、いくつものイメージが、エッジの効いたグラフィックと色面、高度なプリント技術と厳選されたマテリアルのせめぎあいの中で、文字通り結晶化しているのを御覧になれます。また、『Re-CitF』はシルクスクリーンによる入魂の作品2点です。この世界における高速な消費イメージとの戦いの中で、自由であること、未知であること。中島英樹の無限に向けたポエティックな、軽やかな戦闘宣言なのではないでしょうか。
G/P galleryでは今後、中島英樹を年数回にわたりレプリゼントし継続的に作品発表を行ってまいります。今回の『Infinite Libraries』での作品はすべてedition 10、及び、『Re-CitF』はedition 1の限定製作になっております。この機会にぜひ、あなたのコレクションに加えられることを、おすすめ致します。

9月28日（日）19:00〜中島英樹×後藤繁雄　トークショー
20名様以降は立ち見の可能性があります。ご了承ください。観賞後希望の方は、ご予約ください。

スケジュール

2008年9月5日(金)〜2008年10月8日(水)