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銅金裕司 「エロ、エゴあるいはエコ・サピエンスの発見」

art space kimura ASK?
終了しました

アーティスト

銅金裕司
地球からせしめた化石エネルギーの過剰な浪費。
いまもそれは加速し、生産調整することなく、CO2の放出量の節減だけを声高に叫び、拝金主義の利権がはびこる。
とはいえ、真なる課題は地球への負債、借金の返済であることを確認したい。

このような問題意識で、この2008年6月に大森、ギャラリーО2では、地球からの借金を本気で返すというコンセプトで、あまりにも微量であるが、
植物に依存した炭素の固定化の試み・展示を行った。
1つの植物の光合成量は小さいが、確実に気体のCO2を固体にしてくれる。

身近なそんな小さな存在の働きを地球規模の問題ということで無視するのか、どうか、などいろいろ考えさせられた。
そして、おもしろいことに、そこで発見した人々がいた。
密閉した気球用バルーンの中に複数の男性、女性をはべらし呼吸しようとする、エロ・サピエンス。
密閉した気球用バルーンの中の酸素を独り占めしようとする、エゴ・サピエンス。
そして、他のだれよりCO2の放出量が少なかったエコ・サピエンス。

今回はこのような人々に着目した展示を試みたいと思う。
エロ?エゴ?あなたはエコ・サピエンス?

バタイユの普遍経済学。彼が生きていたらどう感じてくれるだろうか?

スケジュール

2008年10月21日(火)〜2008年11月9日(日)

開館情報

時間
11:3019:00
休館日
日曜日、祝日
入場料無料
展覧会URLhttp://www2.kb2-unet.ocn.ne.jp/ask/2008/dogane0810web.htm
会場art space kimura ASK?
http://www.kb-net.com/ask
住所〒104-0031 東京都中央区京橋3-6-5 木邑ビル 2F, B1F
アクセス東京メトロ銀座線京橋駅1番出口より徒歩1分、都営浅草線宝町駅A3番出口より徒歩2分、JR東京駅八重洲南口より徒歩10分
電話番号03-5524-0771
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