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岡田正人 「田中泯 地を這う前衛」

コニカミノルタプラザ
終了しました

アーティスト

岡田正人
1984年、田中泯は自らの公演プログラムに「舞踏する土方巽に捧ぐ」として「私は地を這う前衛である」と綴った。今も「その精神は本質」と語る。2006年からは、劇場空間での公演を一区切りと考え、再び街や学校や神社、野山や海辺など、自在に場を舞う「場踊り」を展開中。それは30年前、裸で全国各地を踊り続けた「ハイパーダンス・プロジェクション1824時間」の記憶にもかさなる。田中泯と岡田正人の出会いもここに始まった。岡田にとって田中泯を撮影することは、「場」をとらえることでもあった。こだわりの「場」があった。70年代半ばから80年代半ばにかけての東京湾の埋立地、夢の島、浦安あたりの地面、その千変万化する「泥」に惹かれ、撮り続けた。さまざまな色が交じり合って、黒くよどみ流れる泥。乾ききって白く割れる地の表層。そのモノクロームの沈黙の深遠から、うごめき生きたダンサーの身体が立ち上がる。モノトーンの世界から、フワリと色彩が立ち上がる生命を予感させる色彩というものが、より輝きをもって見る人の心に染み入るような写真展の構成をイメージしている。

スケジュール

2008年2月23日(土)〜2008年3月3日(月)

開館情報

時間
10:3019:00
休館日
最終日は3:00pmまで
入場料無料
展覧会URLhttp://konicaminolta.jp/plaza/schedule/2008february/gallery_c_080223.html
会場コニカミノルタプラザ
http://konicaminolta.jp/about/plaza/index.html
住所〒160-0022 東京都新宿区新宿3-26-11 新宿高野ビル4F
アクセスJR新宿東口より徒歩1分
電話番号03-3225-5001
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