大都市サンフランシスコの郊外に位置する小さな街サンノゼ在住の写真家、ジャイ・タンジュ。その独特な郊外感を持ったスケートボードシーンをジャイは長年撮り続けている。彼の撮る、素直な写真には余計な作為がなく、彼の住む街や仲間の世界がストレートに写し出されている。そんな彼の写真の世界にNO.12ギャラリーはリアリティーを感じ、共振する。今回は写真と共に、スケートパークに落ちているスケートボードの破片をひろい集め、コラージュした作品も発表する。シャッターを押す指に彫り込まれた"FILM POR VIDA"(生涯撮影)の文字。生涯を撮影に懸けたジャイ・タンジュの世界を是非、御覧下さい。