池本さやか 「海の中の大きな時間の流れ」

ルーニィ 247 photography

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海の中という異次元は我々(人類)にとって未知なる領域であるところがまだ大きい。それ故か、モノクロ写真で表したときにそのイメージは、哲学的な詩に、とてもよく合う。

例えば「この魚たちは、何時(いつ)の太古から、こうして暮らしてきたのだろう? -そして、何時(いつ)までそれは続くのだろう?」という問いが自然と浮かび上がってくる。また、魚の群れとその動きを見ていると、それ自体が一つの大きな生き物にも思えてくる。「個」であることと「集団」であることとは、対局にあるのか、それとも同義なのか……。

人間も一人では生きられない。社会に属する生き物である。もっとスケールを大きく持てば、地球という惑星自体がいろいろな存在の合わさった生命体で、我々もそのほんの一部でしかないはずなのだが、だとすると「私」という「個人」は一体、何なのだろう?魚は「個」を考えるだろうか?

人間のそれとは違う、海の中で営まれている生き物たちの日々の生活の様子、変化する潮の満ち引き……大きくゆっくりだが、海に潜っていると、確実に「時が動いている」ことを実感できる。

沖縄(西表、波照間、与那国)、パラオ、ヤップ、キューバ、米国カリフォルニア沖などの海から選出した未発表作品約30点を展示致します。

メディア

スケジュール

2009年04月28日 ~ 2009年05月10日

アーティスト

池本さやか

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