セバスチャン・サルガド 「アフリカ 生きとし生けるものの未来へ」
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東京都写真美術館にて
メディア: 写真
東京都写真美術館では、フォト・ドキュメンタリーの先駆者であり、今もなお精力的に新作を発表し続けているセバスチャン・サルガド(Sebastião Salgado、1944〜)の「アフリカ」展を開催いたします。
この展覧会は、かつて経済学を専門としていたセバスチャン・サルガドの視点を通して「見捨てられた大陸」と呼ばれるアフリカの現状に迫るものです。サルガドが初めてアフリカを取材した1970年代から今日に至るまで、世界各国でアフリカの飢餓、砂漠化を救うべくキャンペーンが組まれ、さまざまな計画が実行されてきました。にもかかわらずその状況は一進一退を繰り返しています。度重なる紛争で、さらに悪化する環境を食い止める手段すら見つからない地域がある一方で、経済的発達が見込める都市では一時期、爆発的に経済が発展し、アフリカが保有する資源にも注目が集まっています。格差が広がるばかりのアフリカの現状をどのように理解し、関わっていくかが国際的に問われているのです。
作家は現在、自ら「最後の大プロジェクト」と語るシリーズ「GENESIS(ジェネシス/起源)」に取り組んでいます。このプロジェクトは世界各地、前人未踏の地までも取材し、作品発表だけでなく、教育や植林活動等を通して地球の恵みと人類の歴史を見直そうとするものです。本展覧会では、「ジェネシス」シリーズの最新作も含めた作品群100点を展示します。
関連イベントに関してはイベントサイト上でご確認下さい。
[画像: マタ茶園で働く子供、ルワンダ、1991年
Photographs by Sebastião Salgado / Amazonas images. Organized by Lélia Wanick Salgado, the exhibition curator.]
スケジュール
2009年10月24日 ~ 2009年12月13日
アーティスト
コメント
don't miss it! excellent work! 100 shots from around 35 years of photojournalism in the region...
壮大な砂漠に風が描く模様や、射るようなヒョウのまなざし、しなやかな裸族の女性の肢体、ルワンダでの虐殺現場…どの写真にも生と死を強く感じた。
一番印象的だったのはルワンダで撮影された、ツチ族の収容所での一枚。サルガドにしては珍しいいわゆるスナップ写真だ。
映っているのはフツ族を虐殺したかどで捕まったツチ族の男たち。目の前にいたら「Hi!」と話しかけたくなるほどひとなつっこいその笑顔を見ると、あのジェノサイドの被害者はフツ族だけではなかったことを思い知る。


