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「一瞬のきらめき まぼろしの薩摩切子」展

サントリー美術館
終了しました
幕末の数十年間に一気に興隆し、はかない運命を遂げた薩摩切子。プリズムのような輝きを持つそのカットガラスは、豊かな文様と色彩のハーモニーが魅力です。本展ではその生い立ちから終焉までを一挙に公開し、ガラスに花開いた日本の美をご紹介いたします。

江戸時代後期、日本にも虹色に輝くガラスが登場しました。日本で生まれたカットガラスの中でも、とりわけ鹿児島・薩摩藩が力を尽くして生み出した薩摩切子は、多様な色彩と豊富な文様とのハーモニーが最大の魅力です。幕末の十数年の間に一気に興隆し、明治初期には制作されなくなり、はかない運命を遂げた薩摩切子。本展では、その成り立ちから終焉までを約160件の作品で一挙公開いたします。さらに、これまで存在が明らかにされてここなかった「無色の薩摩」にも着目し、近年の調査の結果も踏まえつつ、その一端をご紹介いたします。西洋への憧れと日本的な美意識とが融合した、独自の美の世界をお楽しみください。

[画像: 「色被栓付瓶」(新収品)江戸時代 19世紀中頃 サントリー美術館蔵]

スケジュール

2009年3月28日(土)〜2009年5月17日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
金曜日は20:00まで
休館日
火曜日
展示替期間・年末年始休館
※展覧会により異なる場合があります
備考
3月28日(土)は「六本木アートナイト」のため23時まで開館
入場料一般 1300円、大・高校生 1000円、中学生以下 無料
展覧会URLhttp://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/09vol02/index.html
会場サントリー美術館
http://www.suntory.co.jp/sma/
住所〒107-8643 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア 3F
アクセス都営大江戸線六本木駅8番出口より直結、東京メトロ日比谷線六本木駅直結、東京メトロ千代田線乃木坂駅3番出口より徒歩約3分
電話番号03-3479-8600
関連画像

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