東京画廊+BTAPこの度、東京画廊 + BTAPでは2009年6月5日(金)より矢柳剛個展『一日一生、365日の痕跡 そして今』を開催いたします。東京画廊 + BTAPでの2度目の個展となる本展では、1983年に制作された一連のドローイングをはじめ、油彩画、オブジェなどの幅広い形式の作品を多数展示いたします。
矢柳剛の作品は、明快な輪郭と鮮烈な色彩によって描かれたイメージ、そして矢柳スタイルとも呼べる大柄の縞模様によって構成されています。人間・動物・植物などが互いに競り合うように大胆に配置され、人間界と自然界が自在に湧き出し交錯するような世界が画面全体に広がります。
本展で矢柳が発表するのは、1983年に制作した365点のドローイング作品です。同年の1月1日から12月31日まで、作家は1日も休まず描き続けました。構成されていく日々の痕跡は、万華鏡のようにダイナミックな変化を遂げます。また本展では、北海道の牧場に生まれ育った矢柳が、保管していた牛乳管を使ってインスタレーションを行います。さらに油彩・版画・オブジェなど、これまでの多岐にわたる制作活動を振り返ることで、作家独自の世界観の展開が照らし出されることでしょう。
矢柳剛は世界各地を遍歴するなかで、あらゆる地球環境やそこで生まれる人間社会と対峙してきました。その時々で出会った形象は材料として収集され、生命力を吹き込まれて画面上でしのぎを削ります。さまざまな時空がせめぎ合う矢柳剛の作品世界を、是非この機会にご高覧ください。
[画像: 矢柳剛] 部分
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