曽我卓史「洞窟への道程」

SAKuRA GALLERY

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アーティスト

曽我卓史

曽我卓史は幼少の頃より書道を始め、東京学芸大学書道科で書道を専門的に学んだのち現代美術の世界へと入ってきた異色の作家です。

曽我の作品は文字が剥き出しのまま沢山描かれているドローイングがメインです。そこには言葉/文字といった「普通」な関係が破壊され、言葉が持つ静かな暴力性といったようなものが現出しており、レトリスム（文字主義）と似たような雰囲気を漂わせています。レトリスムの作家たちがその破壊行為の徹底性に主眼を置いたのとは異なり、曽我は「書」という経験上、視覚的効果にこだわりを見せていて、その点にオリジナリティを見ることが出来るでしょう。

スケジュール

2009年2月17日(火)〜2009年2月22日(日)