「リトグラフィ・オリジナル: アーティストとアトリエMMGの夢と革命 1974-2007」展

宇都宮美術館

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このイベントは終了しました。

油彩画などを原画として複製するのではなく、アーティスト自身が版から刷りまで工房の協力を得て制作する石版画、リトグラフィ・オリジナル。そのようなリトグラフィを制作するために、ピカソやシャガールが通い詰めていたことで知られるパリのアトリエ・ムルロと技術提携を結び、プレス機から紙、インクに至るまで、ほとんど同じ条件で制作するという、厳格な基準を掲げた姉妹工房が、東京・東麻布にありました。それが「アトリエMMG(エムエムジー)」です。

紙の上の未知なる冒険であり、石との熾烈な格闘でもあるリトグラフィ・オリジナルの制作には、いわゆる「複製」を制作するのとは異なり、アーティストと工房の協同作業が不可欠と言えます。そのように、1974年の創立以来アトリエMMGは、アーティストの協力者として、優れたリトグラフィ・オリジナルの制作に関わってきました。さらに、1991年からはギャルリーを併設し、アトリエで制作された作品を展示するだけではなく、ほとんど紹介されることのないアーティストの作品を精力的に紹介してきました。しかし2007年、惜しまれながらもMMGは、33年間に及んだその活動に終止符を打ちました。

本展は、MMGの解散にあたり、長年保存されてきた非売版などが当館に寄贈されたことにより、実現したものです。数多くのアーティストによる膨大な数の作品を網羅的に展示することはできませんが、精選された秀作群をつうじ、リトグラフィ・オリジナルとともに切り拓かれた戦後の美術史の一断面にふれると同時に、リトグラフィ・オリジナルそのものについての理解をよりいっそう深めていただければと思います。

関連イベント等詳細については、美術館ウェブサイトをご覧下さい。

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スケジュール

2009年04月12日 ~ 2009年05月24日

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