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「純粋なる形象 ディーター・ラムスの時代 - 機能主義デザイン再考」展

府中市美術館
終了しました

アーティスト

ディーター・ラムス
きのうと違う新しさを、さらなる変化を。そのような20世紀以来の近代化の波の中で、「変わらないこと」にこだわり続けた稀有なデザイナー、それがディーター・ラムスです。ラムスは1955年以来、ブラウン社(BRAUN(ブラウン))において40年以上にわたり500を超える製品をデザイン・監修してきました。ドイツの伝統に育まれた、機能に忠実であろうとするデザイン精神。その継承者であるラムスの手がけた品々は、限りなく不変であるからこそ今なお新鮮さを保ち、近年国際的な再評価がすすんでいます。
製品の企画から設計、製造、さらに広告にいたるまで、あらゆる開発プロセスにトータルな視点を向けたラムスはまた、企業のブランド価値を高めるコミュニケーション・デザインのパイオニアでもありました。

本展では、製品と日本初公開のスケッチ、プロトタイプ、モックアップなどを含め300点以上の資料によってラムスのデザイン哲学を解明するとともに、「モダニズム」や「近代化」の潮流を振り返り、「デザインとは何か」というより大きなテーマに迫ります。ディーター・ラムスとの出会いは、21世紀に生きる消費者、あるいは生産者にとって、あらためてデザインの課題と可能性を考える機会となることでしょう。

関連イベントについてはサイトをご覧下さい。

[画像: 「TP1ポータブルラジオ・レコードプレーヤー」 (1959) ブラウン社 photo:BRAUN GmbH]

スケジュール

2009年5月23日(土)〜2009年7月20日(月)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
入場料一般 800円、高校生・大学生 400円、小学生・中学生 200円
展覧会URLhttp://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kikakuten/kikakuitiran/Rams/index.html
会場府中市美術館
http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/
住所〒183‐0001 東京都府中市浅間町1-3
アクセス京王線東府中駅北口より徒歩17分、JR中央線武蔵小金井駅南口より京王バス(府中駅行き)「一本木」下車
電話番号050-5541-8600
関連画像

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