泉屋博古館東京アーティスト
岡田三郎助、竹内栖鳳、東山魁夷、吉田善彦 他
髙島屋史料館は、近代日本画、洋画、図案、能装束、工芸品など多分野の優れた名品を数多く所蔵することで有名です。これは、昭和45年 (1970)、株式会社髙島屋設立50周年記念事業の一環として企画されたもので、大阪・髙島屋東別館に設置されましたが、他のデパ−トには見られない、稀有なことであります。これらの作品の一部は、今までに東京・日本橋髙島屋、また各地の美術館の企画展などで公開され、来観者に深い感銘を与えまいりました。
今般、企画した本展覧会は、その所蔵作品の内、近代日本画、洋画に的を絞り、名品を一堂に集めて鑑賞することを第一とするものであり、そこに特徴のひとつを持っています。それと同時に、近代日本画と洋画を対比させることにより、両者の表現の差違、題材の異なり、材質の違いからもたらされる特質の差を見比べることも目的とし、日本の近代美術史上の特徴のひとつ—日本画と洋画の比較鑑賞—も楽しみたいと考えております。さらに各画家の個性の煌めきにも注目し、京都画壇、大阪画壇、東京画壇という地域の異なりが生み出す点にも注目したいと思います。この様に多視点の立場に立脚しての展観を可能とさせる点に、髙島屋史料館の優れたコレクションの大きな意義が存在するわけであります。
ギャラリー・トーク
7月25日・8月8日・22日・9月5日・19日・26日の土曜日それぞれ午後2時より
[画像: 岡田三郎助 (左)、竹内栖鳳 (右)]
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