フランス大使館No Man’s Landに参加する東京藝術大学系プロジェクトではMEMENTO VIVERE /MEMENTO PHANTASMA(生きた記憶/幻の記憶)[12月11~27日]のタイトルのもと、37名の若手アーティストが旧庁舎別館と屋外で展示、シンポジウム、DJと生演奏のレイヴを行なう。
現役学生、卒業生、プロとして活躍する「芸大系」が大学と大使館文化部の合同審査で選抜された。ほぼ一世紀前、近代詩人の萩原朔太郎は「仏蘭西へ行きたしと思へども・・・」と悲嘆した。このたび消えてゆく大使館庁舎が象徴する距離の消滅。それをもたらした時間の作用を一人一人のアーティストの感性が解読・検証する。
また期間中、「ドキュアート実験」の制作・展示が行なわれ、作り手・受け手をめぐる時空間の変化が創造的な手法で記録される。そして、日仏の距離と近さの歴史は未来という段階に踏み入ってゆく。
(このプロジェクトを共同キュレターの渡辺好明教授に捧げる。)
東京藝術大学先端芸術表現科教授 木幡和枝
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