樫木知子 展
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オオタファインアーツにて
メディア: 絵画 ・ パーティー
オオタファインアーツでは、3月13日より京都市立芸術大学博士課程に在籍する若手作家、樫木知子の初個展を開催いたします。
樫木の描く人物像は、時に断片化し、部屋、あるいは庭といった、限られた空間に配置され、人とにじみ出る存在感を絵画表面に閉じ込めています。
平滑なテクスチュアと流麗な描線は、一見日本画と見まがうほどですが、作品は全てアクリルで描かれ、描いた画布の上をサンダーで削り、再び描き、また削るというプロセスを経て、滑らかな絵画表面と幾重にも重なる色層の背景を獲得しています。近世絵画や平安仏画、さらに松園や栖鳳の美人画をも彷彿とさせる画風は、京都に生まれ学んだことによるのかもしれません。
本展覧会では、最新作の大型絵画を中心に計9点の近作絵画を展示いたします。
捻じれた指先をからめあう二人の中性的な人物像や、床の木目に溶け込んだ寝そべる人など、いずれもありふれた風景を描きながらも、樫木の絵画は、奇妙な身体の変形や分断といった特異なディテールと空間表現により、さながら白昼夢のように鮮烈な印象を残します。思い出せない遠い過去の記憶、あるいはまだ見ぬ未来を示すのか、作家の豊かな想像力による、軽やかで同時に濃密な絵画をお楽しみください。
樫木は、3月15日より開催されます「VOCA 2009 現代美術の展望―新しい平面の作家たち」にも新作絵画2点を出品しており、本年度VOCA奨励賞を受賞しております。
スケジュール
2009年03月13日 ~ 2009年04月17日
オープニングパーティー 2009年03月13日18:00 から


