原耕一 「もうちょっとだな」

クリエイションギャラリーG8

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タイムトンネルシリーズは、第一線で活躍しているクリエイターの若き日にスポットをあてる展覧会です。29回目を迎える今回は、アートディレクター・原耕一氏にお願いしました。

原氏は、1946年に横浜に生まれ、米軍兵士やアメリカ文化に囲まれて育ちました。子供の頃からアメリカやヨーロッパの映画を観るのが大好きだった少年は、兄の勧めでたまたま行った神奈川工業高校の卒業制作展を見て、グラフィックデザイナーという職業を知り、この高校への進学を決めました。

神奈川工業高校図案科を卒業後、内定した会社は取り消しになるものの、兄の知人の紹介でアシダテグループに就職、その後、第一通信社へ出向、そこで知り合った先輩コピーライターに誘われて旭通信社へ。日々山のような仕事をこなすだけの毎日から、やがてサントリーや日本専売公社(現:日本たばこ産業)などの広告を手がけるようになり、1980年、34歳のとき、サントリーの広報誌『SPIRIT.』で東京ADC最高賞を受賞。その後も大胆なアイデアに、写真とコピーの力を引き出し、生き生きとした力強い広告を次々と送り出してきました。一方、YMOやサザンオールスターズなど、音楽シーンを彩る鮮烈なジャケットデザインも数多く手がけました。1985年、39歳で独立。この十数年はエディトリアルの仕事も増え、特に写真集では、若手から著名な写真家まで、幅広い作品を手がけています。

「自分としては、より強く伝えるために、直球ストレートで表現しているつもり」と語る原氏。しかしそのデザインは決して予定調和ではなく、ハッとする新鮮さや違和感を伴って、見る側を惹き付ける不思議な力があります。タイトルの「もうちょっとだな」は、原氏が、自社のデザイナーにも、自分にも、日常的に言い聞かせている言葉。広告・デザインの枠の中で、見たことのないもの、新たな表現に挑戦する姿勢を表しているのではないでしょうか?

原氏の初個展となる本展では、初期の仕事から現在に至るまでを二会場でご紹介します。

関連イベントも開催します。詳しくはHPをご覧下さい。

メディア

スケジュール

2009年10月19日 ~ 2009年11月20日

オープニングパーティー 2009年10月19日19:00 から 20:30 まで

アーティスト

原耕一

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