ショウケース / メグミオギタギャラリー 1983年生まれの小泉悟は、沖縄県立芸術大学彫刻科を修了し、樟を使った彫刻を制作しています。今回初めてとなる個展では人と自然の「リレーション(繋がり)」をテーマに展示をいたします。
人間は太古から他の動物や自然と環境を共有し、その命を享受することで、身体的に密接な繋がりを持っていました。違う種の生き物でありながら、どこかで互いの一部を共有しているような感覚は、時を経ても私達の本能に刻み込まれています。
小泉の作品に登場する、荒々しく削られた動物の中に不安そうに潜む現代人の顔からは、自然界から遠く隔たった「人」という動物を認識させられます。様々な文明の高度化により失われていく動物的な身体感覚と、それでも自然の一部として存在しようと願う私達の思いを具現化し、矛盾を孕んだ時代のリレーションの形が小泉によって彫りおこされます。小泉悟「リレーション」にどうぞご期待下さい。
[画像:小泉悟「北極グマとオーロラの間」(2009)樟、顔料、樹脂 15 x 15 x 15cm]
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