「10’s Aqua Blue」展

エモン・フォトギャラリー

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Aqua Blue―水色。Aquaはラテン語で水を意味することからも、Aqua Blueは日本語で水色を意味します。では水色と聞いてどのような色をイメージするでしょうか。淡いパステルカラー、ターコイズの色、晴れた空のブルー。 水は本来無色透明な物質であるだけに、その色を定義するのが難しい色と言えるでしょう。

水が豊かな日本には、「さらさら」、「しとしと」、「ちょろちょろ」、「ポタポタ」など水に関する日本語の表現や擬音語が豊富にあり、和歌や日本画では古くから水を題材にした作品が数多く生み出されてきました。 また、水を使わずして水を表現した枯山水の庭園は、禅宗の高まりと共に室町時代に確立され、日本人は岩や石で構成された庭に大自然や宇宙、ひいては人間の一生の縮図をも見いだしてきました。それは物質としての存在を超えたものの中に精神性や本質を見い出してきた日本人の美学とも言えます。 水が私たちの生活に商品として流通するようになった今日、かつての日本人が精神性を見いだしてきた水は、物質としてよりニュートラルな存在へと変化してきているのかもしれません。水は”21世紀の石油”とも言われ、日本だけでなく世界規模で水不足が今後増々深刻な問題になってきている中、水そのものの価値もあらゆる意味で変わりつつあります。

『10’s Aqua Blue』は、昨年の『10's Green』に続く色をテーマにした企画展の第二回目となるグループ展です。 アート、コマーシャルなど多方面で活躍する10人の若手アーティストが、Aqua Blueという色から自由にイメージ、表現した写真作品を展示致します。 一つの色をもとに現代の作家達が思い描いたそれぞれのAqua Blue。日本人に潜在的にかつ脈々と息づいているであろう水に対する美意識や感性は現代の作家達の身体をめぐって、どのように循環されるのでしょうか。 アクアブルーという一つの色から広がる十人十色の世界を是非ご高覧下さい。

*本展の会期中の3月22日は1992年に国連によって定められた「世界水の日」です。世界の発展途上国の国々では多くの人々が安全な水が飲めないという深刻な状況にあります。エモン・フォトギャラリーでは本展『10's Aqua Blue」で本展示で販売される作品の収益の10%を日本ユニセフの活動に寄付させて頂きます。

メディア

スケジュール

2010年03月09日 ~ 2010年03月27日

オープニングパーティー 2010年03月09日18:00 から

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