終了した展覧会・イベントです

「ストラスブール美術館所蔵ー語りかける風景 コロー、モネ、シスレーからピカソまで」展

Bunkamura ザ・ミュージアム
終了しました

アーティスト

コロー、モネ、シスレー、ピカソ
高原を吹き抜ける爽やかな風―。こんなヨーロッパの風景のイメージは、ある人にとっては憧れであり、ある人にとっては懐かしい思い出です。しかしその風景は、画家の眼差しを通して初めて風景画となるのです。つまり語りかけているのは実はその風景を選んだ画家であって、私たちはその画家が描いた作品に感動しているのですが、描かれたその風景は、それでも私たちを、遠い国への旅へと誘いつづけます。

ヨーロッパで風景が描かれるようになったのは、15世紀のイタリアであると言われています。最初は物語の背景に過ぎなかったものが、次第に独立したジャンルへと発展していき、今日のような風景画が誕生したのは19世紀のことでした。自然主義、写実主義の流れのなかで、画家たちは飾らない風景そのものをテーマに描き、印象派のように光や大気までをも描くようになったのです。また一方では、自らの心模様をそこに重ね合わせる画家も現れました。

本展はフランスとドイツの伝統が交わるフランス・アルザス地方の豊かな文化都市ストラスブールの美術館から厳選された、約80点で構成される風景画の展覧会です。窓、人物、都市、水辺、田園、木という6つのテーマから近代の風景画の全体像を追いながら、ヨーロッパの風景の中を走り抜ける列車の車窓からの眺めを楽しむように、これらの風景画を堪能していただきたいと思います。

[画像:アルフレッド・シスレー「家のある風景」1873 油彩・キャンヴァス]

スケジュール

2010年5月18日(火)〜2010年7月11日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
金曜日・土曜日は21:00まで
※入館は閉館時間の30分前まで
備考
10:00-19:00(入館は18:30まで) 毎週金・土曜日21:00まで(入館は20:30まで)
入場料一般 1400円、大学・高校生 1000円、中学・小学生 700円
展覧会URLhttp://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/10_strasbourg/index.html
会場Bunkamura ザ・ミュージアム
http://www.bunkamura.co.jp/museum/
住所〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1 B1F
アクセスJR 渋谷駅ハチ公口より徒歩7分、京王井の頭線神泉駅北口より徒歩7分
電話番号050-5541-8600(ハローダイヤル)
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します