poster for 会田誠 「絵バカ」

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2010年5月6日よりミヅマアートギャラリーにて、会田誠展「絵バカ」を開催いたします。
今回は会田本人の言葉をかぎ括弧<>に入れてご案内いたします。

昨年秋に市ヶ谷へ移転し<せっかく広くなったミヅマアートギャラリーのスペースが早くもぎゅうぎゅう詰め>になる、<大作がドーン!バーン!と来る><せこい小品なんてないぜ!>そんな<直球勝負の展覧会>です。

会田は本展出品作の「灰色の山」(3×7m)を昨年夏より約半年間北京に滞在し制作してきました。

猛暑の夏から極寒の冬、そして春へと移り変わる季節の中で、来る日も来る日も、OA機器と絡み合い山積みになったサラリーマンの死体を描き続けています。

これは会田の<人生史上最多の描写量>であり、<これを超えることは今後ないかもしれない>という力作です。女性の裸体だけを描いた「ジューサーミキサー(2001)」と対になる<兄妹作>、また<「ザク(戦争画RETURNS 番外編)(2005)」で消化不良だった藤田嗣治「アッツ島玉砕」オマージュの、リベンジ版>という側面もあるそうです。<深読み歓迎の超シリアス作>であり、そういう意味では会田の代表作「紐育空爆之図(1996)」などの系譜と言えるでしょう。

また、2007年に上野の森美術館にて開催された「アートで候。会田誠 山口晃展」で発表された「万札地肥瘠相見図」(4.5×10m)が、全面的に手が加わり、新しく生まれ変わった姿で再び皆様の前にお目見えします。

絵画の装飾的側面をクローズアップさせた本作は、その桁外れのサイズ故、一壁には収まりきらない<桃山障壁画的展示>になる予定です。<意味なんてこれっぽっちもない。あるのはただ網膜への刺激、視神経への純粋な奉仕。それこそ日本の伝統的絵画の真髄だ>と会田は語ります。

展覧会名『絵バカ』はお察しの通り、平井堅のアルバム「歌バカ」のパクリであり、本人曰く<ここからしてバカ>だそうです。また会田はこのタイトルに<日本の美術大学、しかも油絵科出身という“負の出自”を自ら背負い込む覚悟>を込めています。それを具体的に示した出品作が、新作油彩画と、新作ビデオになります。

会田作品には油彩画は非常に珍しく、本人が<四半世紀以上封印していた描き方を、あえて解禁してみた冒険作>とのこと。<腐っても油絵科出身者の意地を賭け、これぞ油絵!というものを描いてみせる>と意気込んでいます。

また「日本に潜伏中のビン・ラディンと名乗る男からのビデオ(2005)」でおバカビデオには定評のある会田が、またしても“笑撃作”に挑みます。内容は秘密だそうですが、<近代以降の日本の美術を形作ったと言っても過言ではない、日本の美術大学そのものが題材になる>とのこと。

本人曰く<展覧会名通り本当に僕が絵を描く行為にぞっこんなのか、それとも僕が描いたものがバカ絵なのか、それとも単に僕が絵をバカにしているのか・・・その辺も含めて楽しんでいただける絵画展になるでしょう>。

会田らしい大胆な展示内容にご期待ください。

メディア

スケジュール

2010年05月06日 ~ 2010年06月05日

アーティストレセプション 2010年05月06日18:00 から 20:00 まで

アーティスト

会田誠

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