礒部草丘 + 四方田草炎 + 大山魯牛「孤高の日本画家 −自然をとらえる独自のまなざし−」

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群馬県立館林美術館にて
メディア: 絵画

芸術家が作品を生み出す道のりは、ときに美術学校で学び、師と呼ぶべき人に教わり、様々な美術団体やグループ展で切磋琢磨することはあっても、結局はアトリエでの孤独な営み以外の何ものでもありません。その芸術が独自であればあるほど、その孤独さも増すものです。本展では、孤高の道を歩んだ群馬県ゆかりの三人の日本画家に焦点をあて、その画業と作品を紹介いたします。

礒部草丘(1897−1967)は群馬県伊勢崎市に生まれ、川合玉堂に入門して帝展や新文展に出品、同門の児玉希望と戊辰会を結成して昭和初期の日本画壇で注目されましたが、戦後は団体を離れ、個展を中心に画業を展開しました。漢詩や俳句にも優れ、作品に自作の詩を添えることもあり、日本画の伝統と精神性を最後まで大事にしました。

四方田草炎(1902−1981)は埼玉県本庄市に生まれ、川端龍子に師事しました。しかし、自己の芸術を探求するために龍子の主催する青龍社をとびだし、画壇から遠く離れた地点で制作を続けます。中でも群馬県霧積山中にこもって制作した素描の数々は、草炎の芸術の本質を十分に伝えてくれるでしょう。

大山魯牛(1902−1995)は東京日本橋に生まれ、生後まもなく実家のある足利市に移り住みました。館林の小室翠雲に師事して南画を学び、日本南画院や帝展に出品します。戦後は新興美術院で作品を発表しますが、終生南画にこだわりながらも西洋の新しい抽象表現や造形性をも取り入れ、魯牛独自の作品世界を展開しました。
本展は、近代日本画の歴史に異才を放つこれから三人の画家の作品を、会期を三つに分けて順次紹介します。

第I部 礒部草丘(いそべ ・そうきゅう) : 2009年12月12日(土) − 2010年 1月17日(日)
第II部 四方田草炎(よもだ ・そうえん) : 2010年 1月20日(水)− 2010年 2月21日(日)
第III部 大山魯牛(おおやま ・ろぎゅう) : 2010年 2月24日(水) − 2010年 4月 4日(日)

スケジュール

2009年12月12日 ~ 2010年04月04日

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