COEXIST小野寺宏友による、今まで撮り貯めていた写真の展示会。深夜の街を徘徊し執拗に撮り続けた、昼とは違った顔を持つ 様々なもの達のポートレート展。アートギャラリーでは初となる個展をぜひご堪能下さい。
断続的に、しかし継続的に、深夜の街、ビル、解体現場の重機、入居前の家、電波塔、公園のスワンボート、滑り台、 シーソー、様々な夜の顔を撮り続けている作家がいた。それは衝動的に撮影されたものではなく、まるで人物を撮ってい るかのように慎重だった。一見その何でもないその夜の景色に、作家は意味を見いだしていた。 例えば夜に眠るものたち。それらは明日を夢見てじっと待っているのだ、つまり、深夜だからといってネガティブな暗 いイメージではなく、実は希望に満ちているのだと言う(シンヤノハイカイ:シリーズ)。 また、都心を流れる「川」。一本の「川」を、その上を通る複数の橋から、上流、下流へファインダーを向け撮影する。 それは全て同じ視点・アングルで撮影している。作家はセメントで塗り固められた都市の河川を人と自然(地球)とのコラボレーションだと、まさにベッヒャー夫妻(ベルント・ベッヒャー、ヒラ・ベッヒャー)の提唱する『無名の彫刻』だ、 と言う(彫刻水路都市:シリーズ)。コンセプトこそベッヒャー夫妻とは違っているが、その執拗にミニマルなアングルは、 見るものを偏執的で落ち着かない気持ちにさせ、それでいてどこか懐かしいような気分にさせる。 そんな作家の作品群を今回ギャラリーコエグジストで展示いたします。
トークショー 4月6日(火)18:00~20:00
吉田稔美(ピープショー作家)と、作家による トークライブを開催します。
LIVE 4月10日(土)19:00~21:00
中田征毅 北村直子
[画像:小野寺宏友「彫刻水路都市」]
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