「ウフィツィ美術館自画像コレクション −巨匠たちの『秘めた素顔』1664-2010−」展

損保ジャパン東郷青児美術館

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当館では2005年から3回にわたり、魅力あふれるイタリア美術の展覧会を開催してまいりました。今回はルネサンス芸術を生んだ「花の都」フィレンツェから、その核心ともいうべきウフィツィ美術館の所蔵する「自画像コレクション」を日本で初めてご紹介いたします。ヴァティカンのサン・ピエトロ広場を設計したベルニーニ、マリー・アントワネットの肖像画家ル・ブラン、輝くような美女を描いたアングルからシャガール、未来派まで、近代ヨーロッパ最古の美術館ならではの伝統と革新性をあわせもつラインナップで約60名の素顔を一堂に展示。この秋は、華やかな活動のかげに秘められた芸術家たちの思いにふれてみませんか。
   
【ヴァザーリの回廊】
観光客でにぎわうフィレンツェの名所、ポンテ・ヴェッキオ。じつは、人々の頭上に静かな回廊が通っており、「自画像コレクション」の展示スペースとなっています。しかし、一般公開されず予約見学制であるため、その存在はあまり知られていません。回廊の設計者は、ウフィツィの建築もてがけた画家・建築家のジョルジュ・ヴァザーリ。注文主である初代トスカーナ大公コジモ1世・デ・メディチは、オーストリアやスペイン、フランスが強大な中央集権国家として台頭した16世紀に、建築や美術に力を入れることによって、諸宮廷にフィレンツェの存在感を高めようとしました。

【自画像コレクション】
1664年に「自画像コレクション」を創始したトスカーナ大公の弟レオポルド・デ・メディチは、自画像が芸術家のスタイル・芸術館・世界観・自意識などのすべてを内包していると考えました。以後、代々の統治者の努力によって「自画像コレクション」は西洋美術家の総カタログともいうべきコレクションに成長。まさに「美術家の殿堂」として、各国の目をフィレンツェに向けさせる文化戦略の象徴となりました。現在も続けられる収集活動の結果、コレクション総点数は1,700点以上に達しています。それぞれの美術家が自己申告した相貌とじっくり対話していくうちに、芸術の都フィレンツェの歴史と、400年以上にわたる西洋美術の広がりが見えてくる展覧会です。

関連イベント
<ギャラリートーク>学芸員が会場で作品の説明をします(当日自由参加)
小・中学生と保護者対象
9月18日(土)、9月26日(日)いずれも 午後1時30分から
一般対象
9月17日(金)午後6時から、
9月25日(土)午後1時30分から
<講演会>
開催記念日伊講演会「巨匠たちの素顔」
日時:9月11日(土) 午後2時から(午後1時30分開場)
場所:イタリア文化会館
詳細、またはお申し込みは右記メールアドレスへ eventi.iictokyo@esteri.it

[画像: マリー=ルイーズ=エリザベート・ヴィジェ=ル・ブラン「マリー・アントワネットの肖像を描くヴィジェ=ル・ブラン」(1790年) 油彩、カンヴァス©Su concessione del Ministero per i Beni e le Attività Culturali]

メディア

スケジュール

2010年09月11日 ~ 2010年11月14日

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