カナダ大使館高円宮記念ギャラリーアーティスト
ルイーズ・レミゥ・ベルベ、ジュリアナ・ジョーズ、阿久津光子、中野恵美子
カナダ大使館は、モントリオールと東京の作家によるジャカード作品20点以上を展示する展覧会を開催いたします。
ルイーズ・レミゥ・ベルベは、ジャカード織の技術を用いた革新的な作品で世界に知られるカナダ人アーティストです。また、モントリオール現代テキスタイルセンター(MCCT)の共同設立者として、世界中からやって来るアーティスト、デザイナー、教育関係者へのジャカード織の指導もおこなっています。
本展覧会では、ベルベの作品に併せて、MCCTでおこなわれた彼女のワークショップに参加したカナダ人のジュリアナ・ジョーズ、日本人の阿久津光子、中野恵美子の作品をご紹介します。4人はジャガード織技法を用いながら、それぞれのテーマを独自の手法で表現しています。
ジャカード織機は、1801年にジョセフ・マリー・ジャカールにより発明されました。これは初期のプログラム可能な織機であると同時に、後にコンピュータをはじめとする他のプログラム制御機器の発展に重要な役割を果たす、画期的な発明でした。テキスタイルの世界では近年、アーティストが創作にコンピュータを使用するようになったことが、織物の歴史と概念に大きな変化をもたらしています。
アーティストはソフトウェアを使って、イメージをジャカードの織組織に描き出します。今回の作品は、コンピュータ連動のジャカード織機を使って、手織りで制作されています。MCCTは、世界で最も早くこのコンピュータ連動式ジャカード織機を導入し、アーティストの間にこの技術を広めた団体のひとつです。伝統的な手織り技術に現代のデジタルテクノロジーのあらゆる可能性を 融合させたこの技法は、アーティストの創造性を高めます。
本展覧会では、ジャカード織の限りない可能性をご紹介します。MCCTのジャカード織機で制作された参加アーティストの個性的な作品をご覧ください。
本展覧会には、カナダ・カウンシル、ケベック州芸術文学評議会、ドーソンカレッジ、アゴラ・ド・ラ・ダンスよりご支援をいただいています。
尚、9月10日(金)午後6時30分より、カナダ大使館オスカー・ピーターソン シアターにて、ルイーズ・レミゥ・ベルベによるレクチャー、「テキスタイルの創造とコンピュータ」が行われます。詳細・参加登録は、中野までメールにてご連絡下さい。
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