「19世紀フランス版画の闇と光 — メリヨン、ブレダン、ブラックモン、ルドン」展

国立西洋美術館

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19世紀前半のフランスでは、ロマン主義の画家たちを中心に制作されたリトグラフの流行が過ぎると、次第に美術作品としての版画制作は翳りを見せるようになります。版元は安価で大量に印刷できるリトグラフを挿絵や風刺画として広く流布させましたが、手間のかかる版画の制作には消極的でした。他方で、過去の巨匠たちの油彩画を複製した版画が保守層から求められる時代でもありました。そんななか、メリヨンとブレダンは版画技法のもつ表現の可能性を模索し、独特の世界観をもった作品を制作していきます。それにはブラックモンやルドンなどの画家たちが続きます。彼らが銅版画あるいはリトグラフで表した黒は、時代や人間の心の闇をも映し出すかのようであり、紙の地色はときに光の表現となって輝きを放ちます。今回は、19世紀フランスにおいて版画本来の表現を追求したこの4人の画家の作品40点を紹介します。インクと紙で構成されるモノクロームの世界の、豊かな表現をお楽しみください。

[画像: シャルル・メリヨン「『パリの銅版画』:ル・プティ・ポン」(1850年)国立西洋美術館]

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スケジュール

2010年09月18日 ~ 2010年11月28日

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