「絵のなかに生きる　中・近世の風俗表現」展

終了しました

日々の営みや遊び、行事にたずさわる人の姿、すなわち風俗の表現は、絵画において重要な位置を占めてきました。説話画、物語絵、名所絵、都市図、さまざまな作品に、多彩な人の姿が描かれています。風俗の表現は、ジャンルの壁を越えるオールマイティーな存在だったのです。そうしたなかで、やがて風俗そのものに焦点をあてた作品も制作されるようになります。

本展は、風俗表現に目を向けることで、絵画をさらに楽しんでいただこうとするものです。それはまた、根津美術館のコレクションの幅の広さに光をあてるものともなるでしょう。

スケジュール

2010年11月23日(火)〜2010年12月24日(金)