東恩納裕一 「fluorescent」

ナディッフ アパート

poster for 東恩納裕一 「fluorescent」

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今回の展示は、2001年から継続している“Flowers”シリーズ(絵画)からパラレルに派生した、新作カラー版画(リトグラフ)と、その版画制作のヒント/切掛けとなった新作ドローイング、両作品をお披露目するものです。両作品においては、モチーフ(造花とチェーン)を描画するのではなく、その痕跡をダイレクトに写し取る実験的な技法が採用されています。型取りされるイメージ、そこには偶然に発掘された化石のような生々しさと驚きがあります。

版画作品について;
2007年の銅板アクアチント以来の版画制作、初のカラー作品となります。今回、表現されるモチーフとは別に、隠れたモチーフとして“鏡”(シンメトリックな構図・光など)が暗示されます。鏡はすべてのイメージを写し込むだけでなく、(シンデレラの継母の鏡がそうであったように)、私たちの欲望をも写し込む点で絵画を思わせ、私たちを魅了/畏怖させます。

ドローイングについて;
モチーフのネガ・ポジのシルエットが混在する画面は、アクリルとラッカースプレーの併用から生み出されたものです。ドローイングはタブロー(キャンバス絵画)のための準備・演習と思われがちですが、今回の作品は絵画(”Flowers”)から事後的に生み出された、絵画が準備した倒錯したドローイングとも言えます。

[画像: 東恩納裕一「untitled (fl.s.d-021)」(2009) acrylic, spray paint, collage, paper 54x38cm
© Yuichi Higashionna Courtesy: Yumiko Chiba Associates]

メディア

スケジュール

2010年06月02日 ~ 2010年07月11日

オープニングパーティー 2010年06月11日18:00 から 20:30 まで
アーティスト・トーク 18:00〜19:00、オープニング・レセプション 19:00〜20:30

アーティスト

東恩納裕一

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