終了した展覧会・イベントです

「胸中の山水・魂の書 山水画の名品と禅林の墨蹟」展

根津美術館
終了しました
墨の濃淡と巧みな筆さばきで表された山水画の奥深い空間は、画家の胸中の風景であるともいわれます。足利将軍家に伝来した牧谿筆「漁村夕照図」など中国南宋時代の名品から室町~江戸時代の日本の水墨山水画を一望し、画家の心に再構成された自然を感じとっていただきたいと思います。一方、墨蹟は技巧にとらわれない書に、厳しい修行に裏打ちされた禅僧たちの精神がそのまま表れているようです。中国元時代の「龍巌徳真墨蹟」のように、その筆者の現存唯一の遺墨はとくに貴重です。

新しい照明設備で墨の微妙な表現がケース内でも再現できるようになりました。墨に託された画家のこころや禅僧の精神にじかに触れていただけるまたとない機会です。

スケジュール

2010年3月13日(土)〜2010年4月18日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
入場料一般 1200円、学生(高校生以上) 1000円、中学生以下は無料
会場根津美術館
http://www.nezu-muse.or.jp/
住所〒107-0062 東京都港区南青山6-5-1
アクセス東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅A5出口より徒歩8分
電話番号03-3400-2536
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します