斎藤啓司 「陶 Junk&Accumulation」

LIXIL ギャラリー1 & 2

poster for 斎藤啓司 「陶 Junk&Accumulation」

このイベントは終了しました。

波板トタン、錆びた鉄板、ペンキの剥げた木片が150枚、床いっぱいに整然と並べられています。波に洗われ、陽に晒され、風化したように古色のついた、これらの作品はすべてやきものでつくられています。鮮やかなペンキの残色を生かし、布地のパッチワークのようにきれいに構成された作品は、陶のやわらかさを得て、子供の積み木遊びのように、穏やかで和やかな光景をつくり出しています。

斎藤啓司は捨てられたもの、顧みる者もなく廃棄されていくものを改めて採り上げ、作品にしてその価値を再評価し、そこから新たなるコミュニケーションの場となればと制作をしています。

斎藤は、大学の法学部を卒業して教員になろうとした矢先、旅行中の宮古島で陶芸家に出会い、その自由闊達で既存の価値観にとらわれない生き方こそ、生徒に教えたいものだと考え、自らやきもので作品を制作するために京都精華大学、金沢美術工芸大学大学院で陶芸を専攻しました。白磁土による造形に憧れた学部時代を経て、信楽や伊賀、楽茶碗のざっくりとした土に惹かれる自分に改めて気づいた2009年頃から現在の作品をつくり始めます。それは音楽でもロックバンドが、異なる個性の楽器の集まりによってサウンドが広がるように、現代美術や音楽や、幼少の頃の風景や空気感、自分自身を理解することなど、自分の好きなものを混ぜ合わせることで、生まれた作品です。

やきものでつくられた「Junk&Accumulation」に触れると、錆びてボロボロの鉄板や、風化してペンキが剥がれてくる木材の1枚1枚、ひとつひとつが、ひとりひとりの人物のように愛しく映ります。今展では、床いっぱいに広がり、壁にまで立ち上がる陶の作品で会場が埋められます。

[画像: 斎藤啓司 「Junk&Accumulation」(2011) 1.2×5m サイズ可変 ]

メディア

スケジュール

2011年11月08日 ~ 2011年12月01日

オープニングパーティー 2011年11月08日18:30 から 19:00 まで
作家によるアーティスト・トーク

アーティスト

斎藤啓司

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