高松次郎 「言葉ともの ―純化とトートロジー」

ナディッフ アパート

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1960年代前半から、話題作を次々と発表して日本現代美術を牽引してきた作家・高松次郎(1936-98)。伝説的グループ、ハイレッドセンターのメンバーとして活動中に、高松は可動性のある《紐》作品、彼自身の文章・不在論とリンクする「影」作品を発表して、注目を集めます。その後に思考を深めるうち、1968年頃を境にして、高松は造形することの構造の分析、表象作業の解体へと進んでいくのです。そのプロセスはスリリングであり、現実空間と不在の世界の境界をめぐる冒険だったように見えます。石子順造、中原佑介、宮川淳、李禹煥らが競って重要な批評文を彼に寄せたのも、高松の静かな闘争が見る者の思考を挑発し、批評を誘発したためでしょう。

没後十五年になろうとする高松次郎のそうした作品群は、再び新しい言葉と見方を要求しています。このたび、光田由里著「高松次郎 言葉ともの」(水声社刊)が刊行されます。

同書をきっかけに、高松次郎の思考のありかを小展示で紹介し、高松と会ったことのない世代の方たちが彼の仕事から何を受け取り得るかを探ります。

《出品作品》(予定)
高松次郎ドローイング作品 60年代後半~70年代前半、複合体(写真作品のマルティプル)、複合体(再制作)

《トーク・イベント》
■9月25日(日) 15:30〜17:00
金氏徹平(美術家)+光田由里(美術評論)「高松次郎: 絵画の外側あるいは壁の向こう」

■10月16日(日) 15:30〜17:00
冨井大裕(美術家)+沢山遼(美術批評)+光田由里(美術評論)「高松次郎: トートロジーの裏面」

いずれも NADiff a/p/a/r/t 店内 にて。入場無料(予約不要)。
※30名様以降は立見となりますのでご了承ください。

[画像: 高松次郎 「複合体〈椅子とレンガ〉改題」(1972 (1980年に一部再制作)) 椅子・煉瓦・床 70 × 56 × 62 cm ©The Estate of Jiro Takamatsu, Courtesy of Yumiko Chiba Associates]

メディア

スケジュール

2011年09月16日 ~ 2011年10月30日

オープニングパーティー 2011年09月25日17:00 から 18:00 まで

アーティスト

高松次郎

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