終了した展覧会・イベントです

「生誕100年 岡本太郎」展

東京国立近代美術館
終了しました

アーティスト

岡本太郎
2011年は、岡本太郎(1911-1996)の生誕100年にあたります。これを記念して、岡本太郎がめざしたものの今日的意義を探る展覧会を開催します。

岡本太郎といえば、1970年の大阪万博のシンボル《太陽の塔》、そして「芸術は爆発だ」をはじめとするインパクトにみちた発言、数々のテレビ出演など、20世紀後半の日本において、最もよく知られた芸術家のひとりといえるでしょう。1996年に没してからも、若い世代を中心に、再び彼に関心をもつ人々が増えてきています。1998年には生前のアトリエが岡本太郎記念館として公開され、1999年には川崎市岡本太郎美術館が開館、さらに近年は巨大壁画《明日の神話》がメキシコで再発見されて2008年に渋谷に設置されるなど、彼をめぐる話題はつきません。

しかし、没後の再評価の中で彼のポジティヴなエネルギーが強調される一方、生前の彼が、さまざまな既成の価値観に鋭く「否」を突きつけ、ときには周囲を戸惑わせたりしたことは、忘れられつつあるように見受けられます。彼を再評価するには、単に受身の姿勢でその元気をもらうばかりでなく、彼の発した批判の矢を、私たち自身にも向けられたものとして正面から受け止めることが必要ではないでしょうか。

岡本太郎の人生は、まさに「対決」の連続でした。このたびの展覧会は、この「対決」をキーワードに、岡本太郎が立ち向かった相手を7つの章に分け、苦闘の中から生み出された絵画・彫刻・写真・デザインなど約130点の作品を紹介します。そして、今日に生きる私たちが、彼の「対決」をいかに受けとめていくべきか、考えてみたいと思います。

休館日 月曜日[3月21日、3月28日、4月4日、5月2日は開館]、3月22日(火)

[画像: 「燃える人」(1955)]

スケジュール

2011年3月8日(火)〜2011年5月8日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
金曜日・土曜日は20:00まで
※入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日
月曜日が祝休日の場合は月曜日開館、翌平日休
展示替期間・年末年始休館
備考
金曜は20:00まで
入場料一般 1300円、大学生 900円、高校生 400円、中学生以下、障害者手帳をお持ちの方とそ の付添者(1名)は無料
展覧会URLhttp://www.momat.go.jp/Honkan/okamoto_taro/index.html
会場東京国立近代美術館
http://www.momat.go.jp
住所〒102-8322 東京都千代田区北の丸公園3-1
アクセス東京メトロ東西線「竹橋駅」1b出口徒歩3分、東京メトロ半蔵門線・東西線・都営新宿線「九段下駅」4番出口、半蔵門線・都営新宿線・三田線「神保町駅」A1出口より徒歩15分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
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