終了した展覧会・イベントです

「役者に首ったけ! -芝居絵を楽しむツボ」展

たばこと塩の博物館
終了しました
歌舞伎が人気を博した江戸時代、役者はアイドル的存在でした。人々は役者の動向を話題にし、役者の舞台姿のみならず、楽屋でのようすや化粧をしていない素の姿までもが、浮世絵に描かれました。こうした役者を描いた絵は、人気商品として絵草紙屋の店頭を飾っていました。また、団扇絵やおもちゃ絵のように使って楽しむ絵もあり、歌舞伎が人々の日常生活の中にとけ込んでいたことがうかがえます。

当時、歌舞伎の中心地は江戸と上方(京・大坂)でした。現代でも「江戸歌舞伎」「上方歌舞伎」という呼び方があるように、それぞれに特色のある文化が醸成されました。その違いは、江戸と上方のそれぞれで制作された画風の異なる役者絵にも見られます。役者たちは江戸と上方の間を往き来しては舞台に立ち、観客も江戸役者と上方役者の共演を楽しみました。

今回の展示では、役者たちの江戸・上方間の移動や舞台裏のようすに焦点をあてるとともに、芝居を描いた絵をより一層お楽しみいただけるよう、ちょっとした見方の“ツボ”をご用意しました。江戸の人々が夢中になった役者たちの魅力にふれていただければ幸いです。

[画像: 「独息子に嫁八人」歌川国芳]

スケジュール

2011年3月5日(土)〜2011年4月17日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料一般・大学生 100円、高校生・中学生・小学生 50円、特別展により異なる場合あり
会場たばこと塩の博物館
https://www.tabashio.jp/
住所〒130-0003 東京都墨田区横川1-16-3
アクセス東武スカイツリーラインとうきょうスカイツリー駅正面口より徒歩8分、都営浅草線本所吾妻橋駅A2出口より徒歩10分、東京メトロ半蔵門線・都営浅草線・京成線・東武スカイツリーライン押上(スカイツリー前)駅B2出口より徒歩12分、JR総武線錦糸町駅北口より徒歩20分
電話番号03-3622-8801
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します