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原口典之 + 若江漢字 展

横須賀美術館
終了しました

アーティスト

原口典之、若江漢字
この展覧会は、戦後の横須賀で作家活動をはじめたふたりの美術家を取り上げ、 初期から最新作までの歩みをご紹介するものです。原口典之(1946- )は、1977年に国際美術展ドクメンタ6に出品したオイル・プールで、鈍く光る廃油の油膜に周囲の人物、環境を鏡像として取り込み、新たな空間を作り出しました。 その後も、金属や大量生産された工業素材を用い、時代状況を反映した作品を制作しています。版画、写真から出発した若江漢字(1944- )は、1982年文化庁芸術在外研修員として滞独中にヨーゼフ・ボイスを訪問し、その影響のもと立体、 インスタレーションへの取り組みを強めます。近年は平面にも取り組む一方で、1994年に自宅敷地内にカスヤの森現代美術館をオープンしました。

今回、巨大な立体作品で知られる原口はWork on Paper(紙の作品)を中心に展示します。一方、さまざまなジャンルに取り組んできた若江は、写真とともに「近代」をテーマにしたインスタレーションを展示します。本展の見どころのひとつは、原口が19歳の時に 制作した貨車をモチーフにした平面作品や若江が1970年代に取り組んでいた写真シリーズ 「見ることと視えること」など、展示される機会が少ない初期作品です。 作家の出発点と横須賀のかかわりを、是非、展覧会場でご覧ください。

開館時間はスケジュールをごらんください。
http://www.yokosuka-moa.jp/schedule/index.html

(1)出品作家によるアーティストトーク
 2月20日(日)14:00- 若江漢字
 3月12日(土)14:00- 原口典之
 *当日直接会場へ。観覧券が必要です

(2)講演会
 2月26日(土) 14:00-「原口典之――持続と反復」
 講師:松本透(東京国立近代美術館 副館長)
 3月6日(日) 14:00-「若江漢字と光学的彫刻」
 講師:山本和弘(栃木県立美術館 シニア・キュレーター)

場所 ワークショップ室
定員 先着70名 当日直接会場へ

(3)学芸員によるギャラリートーク
 2月19日(土)14:00-
 3月19日(土)14:00-
 *当日直接会場へ。観覧券が必要です

スケジュール

2011年2月11日(金)〜2011年4月10日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
毎月第1月曜日休館(ただし祝日の場合は開館)
年末年始休館
備考
3月7日(月)、4月4日(月)は休館
入場料一般 800円、高大生・65歳以上 600円、中学生以下無料
展覧会URLhttp://www.yokosuka-moa.jp/exhibit/kikaku/miura.html
会場横須賀美術館
http://www.yokosuka-moa.jp/
住所〒239-0813 神奈川県横須賀市鴨居4-1
アクセス京急本線馬堀海岸駅より京急バス「観音崎京急ホテル・横須賀美術館前」下車徒歩2分、京急本線浦賀駅より京急バス「観音崎」下車徒歩5分、JR横須賀駅より京急バス35分「観音崎京急ホテル・横須賀美術館前」下車徒歩2分
電話番号046-845-1211
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