手から水がこぼれるようにうつろいやすい行為、あるいはある状況のなかでおたがいの気をどれだけ感じとれるかということを、試したり、憶えたり、組み替えたりしながら表現するワークショップです。ワークショップの方法は、ニューヨークのポストロックのミュージシャンのジョン・ゾーンが考案した「コブラ」という音楽ゲームをもとにしています。他人を感じ、感覚を鋭敏にしていると、一人一人が楽器を弾いたりできなくても、みんなで参加しているうちに、最後にはかなりすごい演奏になっていきます。ワークショップの成果は、録音されて「sensing sense #1」というCDに。