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「漆 옻칠(チル)うるし:漆、再発見」展

駐日韓国大使館 韓国文化院
終了しました

アーティスト

隈研吾、橋本夕紀夫、ジョン・スファ、パク・カンヨン
日本最大のデザイン・フェスティバルである「東京デザイナーズウィーク」期間中に駐日韓国大使館 韓国文化院で日韓現代漆デザイン展「漆 옻칠(チル)うるし:漆、再発見」を開催します。漆工芸とデザイン分野の最前線で活躍し漆の現代化を牽引している韓国と日本の作家及びデザイナーたちの作品を一つの空間に集め、漆という共通点をもつ両国における伝統に根ざした未来志向的なデザインを紹介します。

「漆 옻칠(チル)うるし:漆、再発見」展ではこれまで注目されてこなかった漆の現代性、実用性、天然素材としての未来価値性に焦点を当てています。橋本夕紀夫の「Moonbird」(照明器具)と「Dancing on the Water」(時計)は漆と LED ライトを組み合わせ漆の美しさと実用性を効果的に表現しています。ジョン・スファは韓国漆の現代化を導く先駆者的な存在であり、漆を長年研究・開発し、現在は数十種類におよぶ漆関連特許を保有しています。本展覧会において、彼は韓国の伝統家具を現代的に再解釈した「ホィポ柄文匣」、螺鈿細工の洗面台、漆石鹸を公開する予定です。また、漆を用いた衣装、カバン、アクセサリー、ダイヤモンドを合わせたデザインなど現代的な感覚によって新たに生まれた多様な漆作品を展示します。そして、隈研吾が立ち上げたデザインと津波の被害に遭った東北の職人の技のコラボレーションプロジェクト、East Japan Projectから漆作品の「Chidori」が出品されます。

シンポジウム(2011年11月2日(水曜日)、午後 6:30~8:30)では隈研吾(建築家)をはじめ、橋本夕紀夫(デザイナー), キム・インソプ(韓国漆文化研究院院長), 大西長利(東京藝術大学名誉教授), ジン・ヒョスン(千年前週名品事業団 事務局長)らが参加し各分野の視点で漆の現在と未来について討論します。

シンポジウム參加希望の方はメールにてご予約ください。ご予約いただいた方には当の展覧会の図緑を差し上げます (先着 100名様)
宛先:info@galleryshili.com
件名:「漆、再発見展」シンポジウム申込お名前, メールアドレス, 同伴者がいらっしゃる場合は全員分のお名前, メールアドレスをご記載ください。

スケジュール

2011年11月1日(火)〜2011年11月8日(火)

開館情報

時間
10:0017:00
備考
開場時間: 10:00〜17:00、土曜日は10:00〜15:00

オープニングパーティー 2011年11月2日(水) 17:30 から 18:30 まで

入場料無料
展覧会URLhttp://www.galleryshili.com/RDL2011/
会場駐日韓国大使館 韓国文化院
http://www.koreanculture.jp/index.php
住所〒160-0004 東京都新宿区四谷4-4-10
アクセス東京メトロ丸ノ内線四谷三丁目駅1番出口より徒歩4分、都営新宿線曙橋駅A1出口より徒歩12分
電話番号03-3357-5970
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