西村伊央 「symphonic photograph」

LIXIL ギャラリー1 & 2

poster for 西村伊央 「symphonic photograph」

このイベントは終了しました。

西村伊央の作品は、写真を用いた空間インスタレーションです。作品は最初、壁いっぱいに小さなモニターが並び、赤、緑、青、黄色の光の輪が重なり合い、暗闇に発光して渦巻いているように見えますが、近づいていくと、モニターではなく印画紙の写真が細いグリッドに沿って貼られていることがわかります。何千何万枚と撮った写真から構成した、およそ 6 百枚の異 なる色彩がひとつの交響曲のように響きあい、その奥から光が放たれて身体中に滲んでいくようです。

西村は幼少時よりピアノや管楽器を学び、高校ではオーケストラでバイオリンを演奏してい ました。好きだった美術と音楽の間で迷い、美術を選んだとき、音楽を聴覚以外で感じていくことを考えました。カメラのシャッターを切りながら光を捉えてゆくスピード感と、バイオリ ンの演奏感覚の相似に気づき、光を集めて音楽を奏でていくことができるのではないか、さら に視覚や聴覚以上に、人間の感覚全てを使って体感することを望み、写真を使って現在の作品 を制作するようになりました。

天を仰ぎ見る祈りや、人知を越えた荘厳さに対峙する思い、光そのものの実在から内在へ向 かいながら、光を浴びるように、清らかな美しい世界の向こう側へ超えていく意思と希望を感 じる作品です。

今展では、幅13メートルに高さ2.3メートルの大きさの新作を会場に構成する予定です。 空間に併せて自在に変化し、空や海のゆらめきのように、いくつもの重なり流れていく音色を奏でる西村伊央の作品をぜひ会場でご覧ください。

アーティストトーク: 7月1日 (金)18:00〜19:00

[画像: 西村伊央 「astral」(2011) インクジェットプリント 546枚 W400 x H360 × D120cm]

メディア

スケジュール

2011年07月01日 ~ 2011年07月28日

アーティスト

西村伊央

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