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梶ヶ谷神明社上遺跡出土品 展

川崎市市民ミュージアム
終了しました
梶ヶ谷神明社上遺跡は、川崎市高津区梶ヶ谷に所在する、弥生時代中期末の集落遺跡です。川崎市内では、弥生時代後期の遺跡は数多く確認されていますが、中期の遺跡は数が少なく貴重な存在です。

これまでに、1967(昭和42)年と1993(平成5)年に、2回の発掘調査が行われ、2軒の竪穴住居跡が見つかっています。ここから、約 50点の弥生土器のほか、鉄斧や 用途について多くの議論がある環状石製品、玉類など多彩な遺物が出土しました。土器の中には、信州や東海地方、東北地方南部から持ち込まれたものもみられ、当時の交流の様子を伺い知ることができます。

これらの資料は、その発掘を行った、川崎考古学研究所に所蔵されていました。

川崎考古学研究所は、宮前区在住の持田春吉さんが、1979(昭和54)年10月に設立した私立の研究所です。川崎市内の遺跡から出土した、旧石器時代から中世までの考古資料約2万点がこの研究所に所蔵されていましたが、2011(平成23)年の冬に、それらが一括して川崎市市民ミュージアム寄贈されました。今回の展示は、これを記念した、ミニ特別展示です。また川崎考古学研究所の活動の軌跡を紹介する企画展を、2012(平成24)年に予定をしており、この予告編でもあります。

また本展示では、当館が所蔵する、川崎市重要歴史記念物である、川崎市多摩区の下原遺跡(縄文時代後・晩期)や宿河原縄文時代低地遺跡(縄文時代後期)の出土品も参考として出品します。

スケジュール

2011年4月29日(金)〜2011年5月8日(日)

開館情報

時間
09:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
祝日は開館し翌日休館(翌日が土曜日・日曜日の場合は開館)
年末年始休館
入場料無料
展覧会URLhttp://www.kawasaki-museum.jp/display/exhibition/exhibition_de.php?id=176
会場川崎市市民ミュージアム
http://www.kawasaki-museum.jp/
住所〒211-0052 神奈川県川崎市中原区等々力1-2(等々力緑地内)
アクセスJR線・東急東横線・東急目黒線武蔵小杉駅北口より川崎市バス「市民ミュージアム前」下車すぐ、JR南武線・東急田園都市線・東急大井町線溝口駅北口よりバス「市民ミュージアム前」下車すぐ、JR川崎駅中央西口より東急バス「とどろきアリーナ前」下車すぐ
電話番号044-754-4500
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