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長谷川佐知子 「白い家」

ヒノギャラリー
終了しました

アーティスト

長谷川佐知子
表面に刻まれた無数のノミ痕、独特のフォルム。長谷川佐知子(b. 1982)は、石を素材とする彫刻家である。素材の特徴ゆえ、残された削痕はラフであるが、規則正しく刻まれたノミの轍は、作品に風合いを与え、どこか品のよさも感じさせる。モチーフは家屋や家具からきているというが、そのユニークな形から連想されるものは、ひとつの形象にとどまらない。長谷川はこれまで御影石など有色の石を素材とすることが多かった。しかし、今回の個展では、すべて白い石(砂岩、ライムストーン)を使った作品を発表する。

長谷川佐知子は「白」にこだわる。制作の手を休めるといつも、辺り一面は白い粉塵で覆われる。色の情報が遮断されたとき、ものの本質がより浮き彫りになる感覚を得た。白い空間に白い作品を展示してみたい。ギャラリーというホワイトキューブの中で、自身の作品はどう浮かび上がってくるのか。

ヒノギャラリーでは、3年ぶり2度目となる今回の個展。大作を中心に約7点を展示します。

[画像: 長谷川佐知子 「Wall」(2010) ライムストーン 150 x 106 x 36 cm]

スケジュール

2011年6月13日(月)〜2011年7月2日(土)

開館情報

時間
11:0018:00
休館日
土曜日、日曜日、祝日

オープニングパーティー 2011年6月13日(月) 17:00 から 00:00 まで

入場料無料
会場ヒノギャラリー
http://www.hinogallery.com
住所〒104-0042 東京都中央区入船2-4-3マスダビル 1F
アクセスJR京葉線・東京メトロ日比谷線八丁堀駅A2出口より徒歩3分、東京メトロ有楽町線新富町駅7番出口より徒歩3分
電話番号03-3537-1151
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