終了した展覧会・イベントです

「富士幻景 富士にみる日本人の肖像」展

IZU PHOTO MUSEUM
終了しました

アーティスト

下岡蓮杖、フェリーチェ・ベアト、ライムント・フォン・スティルフリード、日下部金兵衛、岡田紅陽、小石清、土門拳、濱谷浩、東松照明、英伸三、森山大道、荒木経惟、藤原新也、杉本博司、松江泰治、野口里佳
富士山は特別な山として長らく日本人の崇敬を集めてきました。ある時は信仰の対象として、またある時は日本のシンボルとして、人々は美しい稜線をもつその山を仰ぎ見てきました。富士山の姿は変わらずとも、それをまなざす人々の心情や時代情況によってこれまで多様な富士が生み出されてきたといえます。したがって、古来より歌や文学、絵画などの題材として千変万化してきた富士の表象は、この山にさまざまな思想や思いを仮託してきた日本人の心象風景でもあります。本展では幕末・明治の富士、外国人から見た富士、博覧会の富士、戦中の富士、現代美術の富士など、時代とともに変容してきた富士の姿を、写真とさまざまな印刷物を通して紹介いたします。

19 世紀半ばにヨーロッパで発明された写真は幕末期に日本に伝わりました。その意味で、写真伝来から今日まで数多く撮影されてきた富士山の写真は、近代日本を写す鏡であり、それぞれの時代を生きてきた日本人の肖像のようでもあります。本展は富士山近郊に位置するIZU PHOTO MUSEUM で継続していく「富士から見る近代日本」シリーズの第1弾となります。

トークイベント「日本人と富士の病」 
金子隆一(写真史家) × 倉石信乃(批評家) × 小原真史(当館研究員)
日時:6月19日(日) 14:30 – 16:00
料金:無料(当日観覧券が必要です。)
定員:200名
参加方法:お電話にてお申し込みください。(055-989-8780)

学芸員によるギャラリートーク
日時:毎週土曜日 14:15 – (約30分間)
料金:無料(当日観覧券が必要です。)
申込み不要(カウンターの前にお集まりください。)

スケジュール

2011年6月9日(木)〜2011年9月4日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
4〜8月は18:00まで
11〜1月は16:30まで
休館日
水曜日
水曜日が祝日の場合は水曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
入場料一般 800円、高大生 400円、中学生以下無料
展覧会URLhttp://www.izuphoto-museum.jp/exhibition/42500738.html
会場IZU PHOTO MUSEUM
http://www.izuphoto-museum.jp/
住所〒411-0931 静岡県駿東郡長泉町東野クレマチスの丘347-1
アクセスJR東海道線三島駅北口より無料シャトルバス25分
電話番号055-989-8780
関連画像

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