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シャギニ・ラトナウラン + デュート・ハルドーノ 「Rounds - めぐりめぐる」

hiromiyoshii roppongi
終了しました

アーティスト

シャギニ・ラトナウラン、デュート・ハルドーノ
3月に発生した東北関東大震災は、多くの海外のアーティストにとって、滞在をあきらめざるを得ない大きな出来事となりました。そのようななか、ラトナウランとハルドーノは、来日を強く希望し、4月初旬より滞在を開始しました。2人からは、こうした不安定な状況においてもなお、東京の魅力を積極的に発見し、制作の動機としていく、表現者としての絶え間ない探求心と活力が伺えます。

2002年に若干21歳で、アジアのアーティストを紹介する展覧会「アンダー・ コンストラクション アジア美術の新世代展」(東京オペラシティアートギャラリー/国際交流基金フォーラム)に参加したシャギニ・ラトナウランは、インドネシアで注目を浴びるアーティストの一人です。また、ファッション・ブランドのディレクターとしても、精力的に活動をしています。本展の新作では、「夢と現実」をテーマに、滞在中に見つけた古い家具やタイプライター、クッションなどを使用し、インスタレーションや写真、ドローイングを展示します。

美術大学在学中より、インドネシアの数々のアート・スペースにて制作発表を行ってきた新進気鋭のアーティスト、デュート・ハルドーノは、サウンド・インスタレーションやパフォーマンス、ドローイング、コラージュなどを制作しています。特に、巻き取りの変化で楽曲の速度を変えたり、予測不能な音のブレやズレが生じるカセットテープをはじめ、レコードや古い楽器などの素材を積極的に作品に取り入れます。本展では、東京に溢れる音や、話し声などを無作為に録音したサウンド・インスタレーションをはじめ、滞在中に収集した物を貼り合わせたコラージュ作品を発表します。また、オープニングでは、東京で見つけた中古のシンセサイザーを使用し、パフォーマンスを行います。

大小の無数の島々により構成され、さまざまな歴史、宗教、文化、思考などが混在するインドネシアは、アート・シーンにおいても、豊かな表現が生まれています。

[画像: シャギニ・ラトナウラン 「L.S.」(2010) 部分]

スケジュール

2011年5月28日(土)〜2011年6月11日(土)

開館情報

時間
13:0019:00
休館日
月曜日、日曜日、祝日

オープニングパーティー 2011年5月28日(土) 18:00 から 20:00 まで

入場料無料
展覧会URLhttp://www.a-i-t.net/ja/event/2011/05/the-bar-vol-5rounds.php
会場hiromiyoshii roppongi
http://www.hiromiyoshii.com/
住所〒160-0032 東京都港区六本木5-9-20
アクセス東京メトロ日比谷線・都営大江戸線六本木駅3番出口より徒歩5分
電話番号03-5772-5233
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