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「視覚の実験室 モホイ=ナジ/イン・モーション」展

DIC川村記念美術館
終了しました

アーティスト

モホイ=ナジ・ラースロー
レオナルド・ダ・ヴィンチにも匹敵する多彩な仕事を展開し、20世紀美術に新しいヴィジョンをもたらした芸術家。それが、モホイ=ナジ・ラースローです。

モホイ=ナジ(1895-1946)は、社会主義革命や世界大戦が勃発する不安定な情勢下、母国ハンガリーからオーストリア、ドイツ、オランダ、イギリス、アメリカへと移り住みながら、「アートとテクノロジーの融合」を目指して実験を繰り返し、新たな芸術価値の創造に挑み続けました。

彼が手がけた仕事は、絵画、写真、彫刻、グラフィック・デザイン、舞台美術、映画と多岐にわたるものの、それらはいずれも、彼の革新的なアイデアが生み出した「光と運動による造形」でした。こうしたマルチ・アーティストとしての活躍のみならず、ドイツの総合芸術学校「バウハウス」で教鞭をふるい、後にシカゴに設立された「ニュー・バウハウス」の校長を務めたモホイ=ナジは、教育者としても名を馳せ、その芸術理念や教育哲学は広く後世に伝えられています。

本展は、多数の貴重な初公開作品を含む遺族のコレクションを中心に、ハンガリー時代の素描や構成主義作品、代表作となるキネティック彫刻《ライト・スペース・モデュレータ》、カメラを使わない写真“フォトグラム”、アメリカ時代のカラフルな絵画など、国内外から集められた約300点によってモホイ=ナジの全貌を明らかにする、日本で最初の本格的な回顧展です。

[画像: モホイ=ナジ・ラースロー 《スペース・モデュレータ CH1》 1943年 DIC川村記念美術館所蔵 ©2011 Hattula Moholy-Nagy]

スケジュール

2011年9月17日(土)〜2011年12月11日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
備考
9月19日(月・祝)と10月10日(月・祝)は開館。10月11日(火)は休み。
入場料一般 1200円、学生・65歳以上 1000円、小中学生・高校生 500円
会場DIC川村記念美術館
https://kawamura-museum.dic.co.jp/
住所〒285-8505 千葉県佐倉市坂戸631
アクセスJR佐倉駅・京成佐倉駅南口より無料送迎バス
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
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