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滝瀬源一 「スクラッチボードに見る60・70年代の大衆文化」

練馬区立美術館
終了しました

アーティスト

滝瀬源一
東京都下谷生まれ、練馬区在住の滝瀬源一(たきせげんいち 1918~ )は、1953年から毎年二紀展に出品してきた陶彫家であり、かたわらイラスト原画にスクラッチボードを用いた挿絵画家でもありました。

スクラッチボードとは厚紙に黒インクが塗布された画材です。表面を針先で削ることで白い線が現れ、版を作らず小口木版のような繊細な線の絵柄が完成します。滝瀬は1967年「ジュール・ヴェルヌ全集」(集英社)の挿絵において、初めてこの画材を取り入れます。その後、「週刊大衆」や「小説推理」などの大衆雑誌、新聞小説の挿絵、千葉真一主演映画のポスターなど、主に60年代から70年代にかけ数多くのイラストを手がけてきました。滝瀬の表現は必ずしもこの時代を代表するものではないかもしれませんが、当時の世相や社会風俗の一面を色濃く反映したものでした。滝瀬源一のスクラッチボード作品を通し、60・70年代大衆文化の一端をお楽しみください。

スケジュール

2011年11月29日(火)〜2011年12月25日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
入館は17:30まで
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館。
入場料無料
展覧会URLhttp://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/museum/tenrankai/takise-genichi.html
会場練馬区立美術館
http://www.neribun.or.jp/museum.html
住所〒176-0021 東京都練馬区貫井1-36-16
アクセス西武池袋線中村橋駅より徒歩3分
電話番号03-3577-1821
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