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柳宗悦 「暮らしへの眼差し」

そごう美術館
終了しました

アーティスト

柳宗悦
 宗教哲学者、民芸運動の創始者として、数多くの著作物を発表し多大な業績を残した柳宗悦(1889-1961)。東京に生まれ、幼い頃から学問に秀でた柳は、学習院に学んだ後、東京帝国大学哲学科に進学しました。1910(明治43)年に、学習院時代の友人であった武者小路実篤、志賀直哉らと『白樺』を創刊すると、持ち前の文筆力で、宗教、哲学、美術に関する多くの論考を発表します。

そして1914(大正3)年、柳は染付の小さな壷《染付秋草文面取壺》を贈られたのをきっかけに、朝鮮陶磁の美しさに目覚め、熱心にこれらの蒐集を始めます。柳の朝鮮への関心はやがて朝鮮民族美術館の設立へと発展し、その後の木喰仏の発見、日本各地での民芸品の蒐集、1936(昭和11)年の日本民藝館創設へと展開していくのです。柳宗悦の没後50年と、日本民藝館創設75年を記念した本展では、柳が唱えた民芸の美と思想を、日本民藝館の所蔵品約300点により紹介し、その偉業を振り返ります。日々の暮らしへの眼差しから発見された、陶磁器、染織品、木工品をはじめとした工芸品、木喰仏などの仏像、大津絵や仏画といった絵画類、さらには柳の美的センスが存分に活かされた柳邸内の再現も展覧いたします。

スケジュール

2011年10月22日(土)〜2011年12月4日(日)

開館情報

時間
10:0020:00
休館日
そごう横浜店の休業日に準ずる
入場料
展覧会URLhttp://www2.sogo-gogo.com/common/museum/archives/11/1022_yanagi/index.html
会場そごう美術館
https://www.sogo-seibu.jp/common/museum/
住所〒220-8510 神奈川県横浜市西区高島2−18−1 そごう横浜店 6F
アクセスJR横浜駅東口より徒歩3分
電話番号045-465-5515
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