山本一弥 「Desire」

キドプレス

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1978年高知県生まれの山本は、2000年武蔵野美術大学彫刻科を卒業、2002年には同大学の大学院を修了しました。近年では北京での個展や、企業のオフィス空間のためにコミッションワークも手掛けるなど、着実にその活動範囲を拡げています。

山本の彫刻には、まるでそれ自体が生命を宿しているかのような、とても不思議な印象が漂っています。巻貝や珊瑚、ドレスのドレープや毛髪の流れなどを連想させる、連続性をもった形が複雑に集まって、全体をシンメトリーな形に構成しています。またその素材も、骨や貝などの有機物のような、柔和さと硬質さを併せもった独特の質感をもっています。淡く混色された透明樹脂が用いられているため、光が微かに立体の内部にまで達し、全体がほの明るく温かな光に包まれているかのように見えます。

山本の制作には、執拗なまでの造形へのこだわりがうかがえます。機械による作業はほとんどなく、粘土での形づくり、型抜き後の削り出し・磨き込みは、全て手仕事により数週間に渡り行われます。鏡に映したように中央から反転したふたつの形も、驚くことにすべて手作業によって対称に整えられています。対象と感覚的に接するこの作業が、山本にとっては「絵を描く事」に近く、形を生み出す上では、欠く事のできない大切なプロセスとなっています。本展では、数点の立体作品を展示する予定です。

[画像:「rebirth」 , H650 x W980 x D120mm, 透明樹脂, acrylic (plexiglas), 2010 ※参考資料]

メディア

スケジュール

2011年06月11日 ~ 2011年07月16日

オープニングパーティー 2011年06月11日18:00 から 20:00 まで

アーティスト

山本一弥

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