終了した展覧会・イベントです

「災厄防除 −まもる姿・ふせぐ形−」 展

武蔵野美術大学 美術館・図書館
終了しました
武蔵野美術大学 美術館・図書館では、民俗資料室で所蔵している約9万点に及ぶ民俗資料の公開を目的に定期的に「くらしの造形」と題した企画展を開催しています。今回はシリーズ19回目の展覧会となります。

本展は、私たちの暮らしを脅かす多様な災厄…さまざまな自然災害・火災・流行病・鳥獣害・虫害・盗難などを防ぎ、命と暮らしを守るために、先人たちが蓄積してきた知恵と工夫を「くらしの造形資料」の世界からたどる試みです。

本展は数年前から構想してきましたが、本年3月に東日本大震災が起こり、私たちが企画する「災厄防除の民俗知識」の世界が、あまりにもささやかで微力なものに映りました。しかし、先人の歩んできた暮らしのあり方は、自然の恩恵を受け、その力を畏怖しながら、ときに示されるその猛威を回避し、災厄を防ぐための、こまやかな知恵と技の蓄積の上に成り立ってきたと言えます。

本展で紹介する展示品は、かつてはどこにでもあった日用品や、民俗信仰にかかわる呪物などが中心となります。そこに生み出されてきた「伝統的なくらしの造形」、すなわち「民俗造形」の世界からは、民衆の知恵と、災厄をもはねのける活力を感じとることができます。

*このイベントは「武蔵野美術大学 美術館展示室2」での開催です。

スケジュール

2011年9月6日(火)〜2011年10月8日(土)

開館情報

時間
11:0019:00
土曜日・日曜日・祝日は10:00〜17:00
休館日
水曜日
展示準備期間、入構禁止期間は休館
備考
日曜日と祝日は休み。土曜日と9月23日(祝)は17:00で閉館。
入場料無料
展覧会URLhttp://mauml.musabi.ac.jp/museum/archives/216
会場武蔵野美術大学 美術館・図書館
http://mauml.musabi.ac.jp/museum/
住所〒187-8505 東京都小平市小川町1-736
アクセス西武国分寺線鷹の台駅より徒歩18分、JR中央線国分寺駅北口4番停留所より西武バス約25分 「武蔵野美術大学正門」下車、JR中央線立川駅北口5番停留所より立川バス約25分 「武蔵野美術大学」下車
電話番号042-342-6003
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